長崎県

紅大根

(べにだいこん)

大根のような細長い外観を持ったかぶ。「鬼の手」という別称も!?

”紅大根”という名称を持つが、本来はかぶの一種。大根のような細長い外観を持つことから、紅大根という俗称がうまれ定着したようだ。ビタミン類や消化を助ける働きを持つ酵素などの栄養分を実に含むだけでなく、葉にも鉄分、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれている食材だ。長崎では江戸時代より、節分の日に祝いのさかなとして、紅大根の酢の物と”カナガシラ”の煮つけを食べる風習がある。これは紅大根を「鬼の手」に見立てたもので、輪切りにして塩をかけた紅大根を神棚のそばに置いてから食べられる。

旬    1月 2月

Information

名称
紅大根
(べにだいこん)