”唐人菜”は、”長崎白菜”ともいわれ、寒い時期の鍋物などの具材として活躍し、地元の人々に親しまれているご当地野菜だ。一般的な白菜の様に結球せず、葉が直立に育ち、外向きに開くという特徴があり、そのやわらかい葉と独特の風味をいかして、雑煮や卓袱料理にも使われる。栽培は時期をずらして行われ、早生もの、晩生ものが作られる。晩生のものになるほど、黄色がかった緑色の葉の緑色とシワが顕著になるようだ。唐人菜を使った漬物は、”唐人菜漬”と呼ばれ、あっさりとした味わいがご飯やお酒にあうと人気が高い。
旬 12月 1月 2月