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諫早・大村・波佐見

諫早、大村、波佐見の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

諫早 大村 波佐見 観光ガイド

諫早・大村・波佐見の観光・旅行 Info

長崎県の中部に位置する諫早・大村・波佐見エリアは、豊かな自然や歴史、伝統工芸、そして海や山の恵みにあふれた地域です。各地に個性豊かな観光地が点在しており、ドライブ旅行にも最適です。

諫早市の見どころ

諫早公園・眼鏡橋

春は桜の名所として知られる諫早公園諫早眼鏡橋は、石造りのアーチが美しい歴史的建造物で、国の重要文化財に指定されています。石橋の優美な曲線と四季の自然が調和した写真映えするスポットです。

轟峡(とどろききょう)

諫早市南部にある轟峡は、清流と滝、奇岩が織りなす自然美が魅力の渓谷です。夏場は避暑地としても人気があり、遊歩道やキャンプ施設も整備されているので、家族連れやアウトドア好きにもおすすめです。

大村市の見どころ

大村公園・大村桜

大村公園は、戦国武将・大村純忠ゆかりの地で、大村城跡を中心とした歴史公園です。特に春は約2000本の桜が咲き誇り、大村桜と呼ばれる希少な品種も見られるため、花見シーズンには多くの観光客でにぎわいます。

長崎空港周辺の海岸散歩

長崎空港がある箕島周辺は、海に囲まれた風光明媚な場所で、海岸線を歩くと飛行機の離発着が間近に見られるスポットもあります。釣りや潮干狩りも楽しめる場所があります。

波佐見町の見どころ

波佐見焼の里を巡る

波佐見町は、波佐見焼で知られる陶磁器の里です。町内には窯元やギャラリー、セレクトショップが点在し、伝統的な器から現代的なデザインまで幅広く展示販売されています。体験陶芸ができる施設もあり、ものづくりの楽しさを体感できます。

西の原エリア

古い陶磁器工場をリノベーションして生まれた西の原は、カフェやショップ、ギャラリーが集まる人気の観光エリア。町歩きをしながら、波佐見の魅力をおしゃれに楽しめるスポットです。

諫早・大村・波佐見のグルメガイド

長崎県中部に位置する諫早・大村・波佐見エリアは、豊かな自然と風土に恵まれた地域で、地元ならではの食文化や伝統の逸品が多くあります。ここでは名産品、ローカルフード、人気のレストラン、お土産について紹介します。

諫早の名物・グルメ

名産品:諫早うなぎ

諫早平野の清らかな水と自然豊かな環境で育てられた諫早うなぎは、脂がのってふっくらとした食感が特徴。市内には老舗のうなぎ料理店も多く、観光客にも人気があります。

ローカルフード:諫早おでん

地元の味として親しまれている諫早おでんは、甘めの出汁で煮込まれたおでん種が特徴。おでん専門店や居酒屋などで味わうことができます。

人気のレストラン例

大村の名物・グルメ

名産品:大村寿司

大村寿司は、酢飯に魚や野菜を敷き詰めた押し寿司で、祭りや祝いの席で食べられる郷土料理。見た目も華やかで、冷めても美味しく、駅弁としても販売されています。

ローカルスイーツ:大村かまぼこ

大村湾の魚を使ったかまぼこは、すり身の旨味が凝縮された逸品。特にチーズ入りやピリ辛などアレンジされたかまぼこはお土産にも人気です。

人気のレストラン例

波佐見の名物・グルメ

名産品:波佐見焼

波佐見焼は400年以上の歴史を持つ伝統陶磁器で、今ではモダンで使いやすいデザインが若い世代にも人気です。器そのものが名産品であり、ショップや工房で購入できます。

ローカルフード:陶芸の里グルメ

波佐見町には、器と食を融合させたカフェやレストランが多くあります。波佐見焼で提供される料理は見た目も楽しめ、旅の記憶に残る体験となります。

人気のレストラン例

おすすめのお土産

諫早のお土産

大村のお土産

波佐見のお土産

諫早・大村・波佐見の季節の祭り・イベント

長崎県の諫早・大村・波佐見地域では、伝統行事や地元密着型のイベントが四季折々に開催されており、地域の文化や暮らしを肌で感じることができます。以下に、それぞれの地域の代表的な祭りや特徴的なイベントをご紹介します。

諫早市の祭り・イベント

諫早万灯川まつり

毎年8月中旬に行われる、諫早最大級の夏祭り。本明川沿いに約1万個の灯籠が灯され、幻想的な光の風景が広がります。祭りのフィナーレには打ち上げ花火もあり、家族連れやカップルにも人気です。

のんのこ諫早まつり

9月中旬に開催される市民参加型の祭りで、伝統芸能「のんのこ踊り」を中心に、市内各地でパレードやステージイベントが催されます。地元グルメの屋台も豊富です。

大村市の祭り・イベント

大村フラワーフェスティバル

4月から5月にかけて、大村公園で開催されるイベント。2,000本を超える大村桜や花菖蒲が咲き誇る中、ライトアップや野外音楽イベントなどが行われます。春の訪れを祝う華やかな催しです。

おおむら夏越まつり

7月下旬に行われる大村の夏の風物詩で、踊り連による「夏越し踊り」や納涼花火大会が見どころです。大村湾を背景に繰り広げられる祭りは、涼を感じながら楽しめると好評です。

玖島城薪能(くしまじょうたきぎのう)

大村市にある大村神社で毎年秋に行われる伝統芸能イベント。重要文化財「玖島城跡」を舞台に、薪の明かりの中で能や狂言が披露され、幻想的な雰囲気が魅力です。

波佐見町の祭り・イベント

波佐見陶器まつり

毎年GW(4月下旬~5月初旬)に開催される、全国的にも有名なイベント。約150以上の窯元や業者が出店し、波佐見焼を通常価格より安く購入できる機会として多くの観光客でにぎわいます。

やきもの公園イルミネーション

冬季にはやきもの公園がライトアップされ、陶器をモチーフにした幻想的なイルミネーションが楽しめます。ファミリーやカップルに人気の冬の名物イベントです。

特徴的な文化・風習

諫早の「諫早眼鏡橋」ライトアップ

日本三大名橋に数えられる諫早眼鏡橋は、夜間にライトアップされ、まるで水面に浮かぶ橋のような美しい景観を楽しめます。祭りと連動することもあり、観光スポットとしても人気です。

大村市の「大村寿司文化」

祝い事やイベントで振る舞われる大村寿司は、地域の食文化として根付いており、家庭や地域イベントでも親しまれています。

波佐見町の「陶器と暮らす文化」

日常生活の中に陶器が溶け込んでいる波佐見町では、陶器市以外にも、陶芸体験や工房見学など、陶器と触れ合うイベントが一年を通じて多数開催されています。

諫早・大村・波佐見の気温・天候

長崎県の諫早・大村・波佐見エリアは、九州西部に位置し、温暖な海洋性気候に属しています。季節ごとの気温の変化が比較的緩やかで、四季折々の自然や風景を楽しむことができます。以下に、春から冬までの季節ごとの特徴や気候の傾向をまとめます。

春(3月〜5月)

気候の特徴

春は暖かく過ごしやすい季節で、3月には梅や桜が咲き始め、4月には各地で花見イベントが開催されます。平均気温は12〜18℃程度で、日中は軽装でも快適に過ごせますが、朝晩は冷え込むこともあります。

おすすめの服装:

薄手のジャケットやカーディガンなどの重ね着が便利です。

梅雨(6月〜7月上旬)

気候の特徴

6月上旬から7月中旬にかけては梅雨入りとなり、湿度が高く雨の日が多いのが特徴です。月降水量が200mmを超えることもあり、特に6月下旬には強い雨の日が続くこともあります。

おすすめの対策:

折りたたみ傘やレインウェア、防水の靴を用意しておくと安心です。

夏(7月中旬〜9月)

気候の特徴

夏は蒸し暑く、日中の気温が30℃を超える日が続きます。特に7月末から8月にかけては猛暑日もあり、熱中症対策が必要です。また、夏の後半は台風の接近が増えるため、天候の変化に注意が必要です。

台風の影響:

九州西部に位置するため、台風の通り道となりやすく、強風や豪雨のリスクがあります。旅行前には台風情報をこまめに確認しましょう。

おすすめの服装:

通気性の良い服装、帽子、日焼け止めなどを活用し、熱中症を防ぎましょう。

秋(10月〜11月)

気候の特徴

秋は空気が澄み、気温も20℃前後と快適で、観光には最適な季節です。紅葉の名所では10月下旬から11月中旬にかけて色づき、美しい風景を楽しめます。

おすすめの服装:

日中は長袖シャツや薄手の上着で快適ですが、朝晩は冷えるため、ジャケットなどの羽織りものがあると安心です。

冬(12月〜2月)

気候の特徴

冬は九州の中でも比較的温暖で、雪が降ることは稀です。平均気温は5〜10℃程度で、寒さはあるものの、凍結や積雪の心配はほとんどありません。ただし、冷たい北風が吹くこともあるため、防寒対策は必要です。

おすすめの服装:

コートやマフラーなど、しっかりとした防寒具を準備しましょう。

諫早・大村・波佐見へのアクセス

長崎県中部から北東部にかけて位置する諫早市大村市、そして隣接する波佐見町(長崎県東彼杵郡)は、九州本土内にあり、鉄道や空路、高速道路でアクセスしやすいエリアです。それぞれの主要アクセス手段についてご紹介します。

鉄道でのアクセス

JR諫早駅・大村駅へのアクセス

長崎本線大村線を利用して、長崎市、佐世保市、博多駅などからアクセス可能です。

博多駅 → 諫早駅(西九州新幹線)
・特急「かもめ」または西九州新幹線「かもめ」:約1時間20分

長崎駅 → 諫早駅
・JR長崎本線:約30分

諫早駅 → 大村駅
・JR大村線:約20分

波佐見町へのアクセス

波佐見町には鉄道駅がないため、JR有田駅(佐賀県)またはJR川棚駅(長崎県)を経由し、バスまたはタクシーを利用します。
・有田駅から車で約15分
・川棚駅から車で約20分

空路でのアクセス

長崎空港の利用

大村市内に位置する長崎空港は、東京(羽田・成田)、大阪(伊丹・関西)、名古屋(中部)、福岡、沖縄などからの定期便があります。
・長崎空港 → 諫早市中心部:車で約30分
・長崎空港 → 波佐見町:車で約40分

車・高速道路でのアクセス

高速道路の利用

九州自動車道・長崎自動車道・西九州自動車道を利用してアクセス可能です。
・福岡市 → 諫早:約2時間
・佐賀市 → 波佐見:約1時間
・長崎市 → 大村:約1時間弱

レンタカー利用

長崎空港や諫早駅、大村駅周辺には複数のレンタカー会社があり、観光地巡りや波佐見町の陶器市訪問にも便利です。

バスの利用

長崎県営バスや西肥バスなどが、諫早・大村・波佐見の各地を結ぶ路線バスを運行していますが、本数が少ない地域もあるため、事前に時刻表の確認がおすすめです。

諫早・大村・波佐見の移動手段

諫早・大村・波佐見エリアでは、電車、バス、タクシー、レンタカーなどを利用して効率的に移動できます。それぞれの移動手段の特徴をご紹介します。

電車での移動

JR長崎本線・大村線

JR長崎本線大村線が地域内を結んでおり、諫早駅・大村駅・新大村駅を中心にアクセスが便利です。 2022年には西九州新幹線が開通し、新大村駅から武雄温泉・長崎方面へのアクセスがスムーズになりました。

島原鉄道

諫早から島原半島方面に向かう場合は島原鉄道を利用できます。観光地である雲仙・島原方面へ行く場合にも便利です。

バスでの移動

県営バス・西肥バスなど

諫早駅・大村駅・波佐見エリアを起点に、県営バスや西肥バスが運行されています。 主要観光地や住宅地を結んでおり、波佐見焼の窯元めぐり大村公園などへ向かう際に活用できます。 バスの本数が少ない時間帯もあるため、時刻表の確認は必須です。

タクシー・レンタカー

自由な移動に便利

タクシーは各駅前や観光施設付近で利用可能です。特に波佐見の窯元めぐりや山間部のアクセスには便利です。 また、レンタカーを使えば、時間に縛られず自由に移動できるため、複数の観光スポットを巡る旅行者におすすめです。 長崎空港や諫早駅・大村駅周辺にはレンタカー営業所が多数あります。

自転車での散策

波佐見町を中心に

波佐見町では、自転車を利用して波佐見焼の工房やギャラリーを巡るのも人気です。 アップダウンが少ないエリアも多く、のんびりとした町歩きを楽しむのにぴったりです。

諫早・大村・波佐見の観光コース

諫早・大村・波佐見エリアは、それぞれ異なる魅力を持つ地域であり、歴史、自然、工芸、グルメをバランスよく楽しめます。ここでは、日帰りまたは1泊2日で満喫できるモデルコースをご紹介します。

1日目:大村・諫早エリアを巡るコース

午前:大村公園と長崎空港周辺の自然散策

大村公園は、桜や花菖蒲の名所で、春には見事な風景が広がります。すぐそばには大村湾が広がり、長崎空港からのアクセスも良好です。 また、空港近くの展望デッキや海沿いの遊歩道も散策におすすめです。

昼食:大村の郷土料理を堪能

大村市内では、大村寿司や海鮮料理を提供する地元の食事処でランチを楽しみましょう。駅近くには観光客向けの飲食店も多くあります。

午後:諫早眼鏡橋と諫早神社

諫早市に移動し、眼鏡橋(諫早公園内)を見学。石造二連アーチの歴史ある橋は、写真映えスポットとしても人気です。
その後は、諫早神社を訪れ、落ち着いた境内で歴史や文化に触れる時間を過ごせます。

2日目:波佐見焼の里を体験するコース

午前:波佐見焼の窯元巡りと陶芸体験

西の原エリアを中心に、モダンなショップやギャラリー、カフェが点在しています。
特に、陶芸体験では、自分だけの器づくりに挑戦できます。事前予約をしておくと安心です。

昼食:おしゃれなカフェでランチ

西の原エリアには、波佐見焼の器で料理を楽しめるカフェがあり、地元野菜を使った料理やスイーツも充実しています。

午後:やきもの公園とお土産購入

やきもの公園では、波佐見焼の展示や販売が行われており、広い敷地をゆっくり散策できます。
最後にお気に入りの器や地元のお土産を購入して旅を締めくくりましょう。

その他のアレンジコース

自然重視コース

大村湾岸サイクリング大村公園ピクニック諫早干拓堤防ウォーキング など、アウトドア好きな方向けのコースも楽しめます。

歴史探訪コース

諫早城跡大村藩ゆかりの史跡諫早図書館・資料館など、歴史好きにぴったりの深掘り観光も可能です。

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