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諫早 大村 波佐見 観光ガイド

世界有数の干潟・諫早湾と、国内屈指の漁場である有明海、大村湾に隣接する諫早・大村・波佐見エリア。新鮮な魚介類はもちろん、みかんなどの柑橘系フルーツも楽しめます。

諫早・大村・波佐見エリアには熊野神社、長崎バイオパーク、城山公園などの観光スポット、祇園祭、波佐見陶器まつり、長崎西海トライアスロンなどの観光イベント、鯨料理、大村寿司、イカの刺身などのご当地グルメがあります。

諫早・大村・波佐見エリアはおだやかな大村湾の北側に位置するエリアです。代表的な観光スポットは何といってもハウステンボス。四季折々の花が咲き乱れ、ゆったりと運河が流れる敷地には中世風の洋館がたちならび、日本にいることを忘れそうになります。

ホテル、レストラン、ミュージアム、ショップなどがあり長期滞在しても飽きることなく過ごせます。カナルクルーザーの運河めぐりや、レンタルサイクルでのサイクリングも楽しめます。予約をすればインストラクターと一緒にセグウェイにチャレンジすることも可能。馬車ツアーもありますが、厩舎の見学もついているのがうれしいポイントです。

年間通じておすすめのハウステンボスですが、11月から2月にかけて開催される日本最大級のイルミネーションイベント「光の王国」のシーズンならば、ひときわロマンチックなひとときを過ごすことができるでしょう。

また、東彼杵はそのぎ茶の産地として古くから有名で、江戸時代には海外に輸出されるほどでした。現在でも茶団地、茶畑が多数点在していますが、なかでも集団茶園「赤木茶団地」は西日本最大級の規模を誇り、眼下に大村湾の景観を眺めることができます。

そのほか、いちご、アスパラガス、米、みかん等の産地でもあり、なまこなどの近海物の魚介類とともにタップリと味わうことができます。かつては鯨漁もさかんに行われ、捕鯨や鯨取引の中心だった名残りが街のあちこちにあります。

東彼杵から大村湾へと流れる江の串川は長崎県「ふるさとの川モデル事業」にあわせて、親しみやすい河川公園に整備され、家族づれでも楽しい一日を過ごせるようになりました。水仙、花菖蒲など季節ごとの花々がつねに開花しているように配置され、訪問者の心を癒やします。

大樽・小樽のふたつの滝のしぶきをあびながら、美しい眺めを堪能するのも良いでしょう。「大村あま辛まっ黒!カレー」は見た目が本当にまっ黒なので一瞬口に入れるのを躊躇する人もいるかもしれませんが、コクのある味わいは一度体験すると忘れられなくなる人が続出しています。

諫早 大村 波佐見のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

波佐見やきもの公園

400年の歴史を持つ波佐見焼を体感

日本古来の登窯、はじめ中国、韓国、トルコ、イギリスなど東洋と西洋の窯12基が復元整備されている野外博物館。 波佐見やきもの公園の概要 波佐見やきもの公園は、長崎県東彼杵郡波佐見町に位置する陶磁器の展示と体験ができる公園です。この公園は、波佐見焼の歴史と文化を紹介し、訪れる人々にその魅力を伝えることを目的としています。美しい自然に囲まれた広大な敷地内には、さまざまな展示施設や体験プログラムが充実しており、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。 歴史と背景 波佐見町は、江戸時代から続く陶磁器の産地として知られています。波佐見焼は、その美しさと機能性で高く評価され、国内外で広く愛されて...»

大村あま辛まっ黒!カレー

大村市の歴史と文化を織り込んだ「あま辛」ご当地グルメカレー

「地産地消」「歴史・文化」を反映した大村市のご当地カレー。織田信長の日本統治時代に、日本で始めて「天正遣欧少年使節」が大村よりローマへ旅立った。インドを経て日本に帰還し、大村にカレーのスパイスを始めて持ち込んだという。中心市街地の長崎街道(シュガーロード)が、昔から砂糖を使った甘いお菓子で有名。そこで「甘い」と天正遣欧四少年使節のスパイスから「辛い」を取って「大村あま辛黒カレー」を開発。フルーティーな甘さと、あとから追いかけて来るようなスパイシーな辛さが交わって絶妙な味を生み出している。...»

楽焼うなぎ

甘いタレがたっぷり滲みた楽焼うなぎ

焼き上げた後、楽焼の器で蒸し上げるのが特徴。香ばしさを残したまま、口のなかでとろけるようなふっくらとした味わいが楽しめる。昔天然うなぎが生息していた本明川の両側にはうなぎの割烹や専門店が軒を連ねており、それぞれのお店が秘伝のタレでうなぎを焼き上げる。...»

大村寿司

錦糸卵の鮮やかな黄色が美しい、もてなしの席を彩る逸品

長崎県の中央に位置し、西に大村湾を望む大村市の代表的な郷土料理が”大村寿司”。祝いやもてなしの席で供される押し寿司(角寿司)で、20センチ四方程度の大きさにした二段重ねの甘酢飯で、かんぴょう、しいたけ、ごぼう、はんぺん、白身魚のそぼろ等の具を挟み、錦糸卵をのせて切り分けたものだ。戦国時代に大村氏の軍勢が勝利した際、領民が兵に差し出した歓迎の料理が起源だといわれ、しっとりとした酢飯に、豊富な具材の旨みと錦糸卵の甘みが加わり、調和のとれた風味が口にふわりと広がって美味だ。 古くから大村市に伝わる郷土料理。室町時代、戦に敗れ領地を奪われた大村純伊(おおむらすみこれ)が、反攻して領地を奪還し帰還した...»

ひじき麺

モチモチの食感につるつるの喉越し。豊な磯の香りが口に広がる

ひじきと小麦粉を練り合わせたひじき麺は、植物繊維やカルシウム、鉄分、カリウムなどのミネラルを豊富に含み、そばアレルギーの人にも安心なヘルシー麺。成分分析から発案・研究されたひじき麺は、独特な食感を持ち、一度食べたら忘れられない味。ひじきを使用しているかが、黒っぽいものではなく、外見は日本そば風の馴染み易い色。磯の香りがほのかに漂い、つるりとした喉ごしが食欲をそそる。冷たいつけ麺、温かいかけ麺、両方ともに美味。長崎県産ひじきは、全国一の漁獲高を誇る。...»

スッポン料理

国内有数のスッポン養殖地で美容食として注目の食材を味わう

長崎県諫早市は、国内でも有数のスッポン養殖地。街のあちこちに、亀模様のレリーフなどが見られるほど、亀と密接な関係にある。そんな諫早市の郷土料理と言えば、スッポン料理。完璧に管理され、養殖された安全で健康的なスッポンを使用し、伝統の手法で料理した逸品。スッポンには、良質のたんぱく質やアミノ酸、ビタミンA・B1・B2・Eなどが豊富に含まれ、疲労回復にも効果があると言われている。注目されているコラーゲンが摂れることから、最近では女性にも大変人気の高い美容食になっている。...»

大村湾ナマコ

食感と磯の香りがおいしい長崎県のブランドナマコ

長崎市の冬の味覚であるナマコは、市内各地で水揚げされているが、その中でも全国的に知名度があるのが、ブランド化されている”大村湾ナマコ”。緩やかな潮流が特徴の大村湾で育ったナマコは、身のやわらかいだけでなく、ぐっと反発するしっかりとした食感が小気味良く、噛むほどに潮の香りが口中で広がる。ナマコの一般的な調理法は、薄く切ってもみじおろしとポン酢でいただくというシンプルなもの。中華料理にもたびたび用いられる食材で、特にナマコを干した干ナマコはより珍重な素材として、高価で取引されているようだ。 旬    1月 2月 11月 12月...»

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