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佐世保・平戸

佐世保、平戸の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

佐世保 平戸 観光ガイド

佐世保・平戸の観光・旅行 Info

長崎県北部に位置する佐世保市平戸市は、自然・歴史・文化が調和した観光地として人気があります。海の美しさや歴史ある街並みを楽しむことができ、多彩な体験が可能です。

佐世保市の観光スポット

ハウステンボス

オランダの街並みを再現した巨大テーマパーク。四季折々の花々、イルミネーション、アトラクション、ミュージアム、ホテル、温泉などが揃い、大人も子どもも1日中楽しめる人気スポットです。

九十九島(くじゅうくしま)

佐世保港の西側に広がる208の島々からなるリアス式海岸。九十九島パールシーリゾートからは遊覧船で島巡りができ、美しい夕陽スポットとしても有名です。

おすすめ展望台

展海峰(てんかいほう):春の菜の花、秋のコスモスが有名
石岳展望台:映画「ラストサムライ」のロケ地としても知られています

佐世保バーガー

アメリカ海軍の影響を受けたご当地グルメ。市内には多くの専門店があり、各店舗オリジナルの味を楽しめます。BigMan、ヒカリ、ログキットなどが有名です。

海上自衛隊佐世保史料館(セイルタワー)

佐世保の軍港としての歴史を学べる資料館。実物の艦船模型や制服展示などがあり、軍港のまち佐世保を知るのにぴったりです。

平戸市の観光スポット

平戸城(亀岡城)

海に面した高台に建つ美しい城。天守からは平戸瀬戸や市街地が一望でき、夜景スポットとしても人気です。2021年には新しい宿泊施設付き天守としても話題になりました。

平戸オランダ商館

江戸時代にオランダ商館が置かれていた平戸の歴史を紹介する施設。交易の町・平戸の国際的背景や文化交流の歴史を学ぶことができます。

ザビエル記念教会

丘の上に立つ白亜のゴシック様式の教会。平戸は日本にキリスト教が伝来した初期の拠点であり、この教会はその歴史を象徴する存在です。内部見学も可能です。

平戸港交流広場・平戸観光案内所

観光前の情報収集に最適。足湯やカフェ、土産物店も併設されており、散策の拠点におすすめです。

生月島(いきつきしま)

平戸大橋と生月大橋を経てアクセスできる島。海岸ドライブが絶景で、「サンセットウェイ」と呼ばれる海沿いの道は人気のドライブコースです。
塩俵の断崖大バエ灯台などの景勝地も見逃せません。

佐世保・平戸のグルメガイド

佐世保市と平戸市は、それぞれに独自の食文化と特産品があります。新鮮な海の幸から異国情緒あふれる洋風グルメ、地元でしか買えない伝統のお土産まで、旅の楽しみを彩る要素が満載です。

佐世保のローカルフードと名産品

佐世保バーガー

佐世保名物の手作りハンバーガーで、米海軍の文化から誕生したご当地グルメ。店ごとに味が異なるのが特徴で、人気店では行列ができることもあります。

おすすめ店

BigMan本店(ベーコンエッグバーガーが名物)
ヒカリ(元祖の味を守る老舗)
ログキット(ボリューム満点の本格派)

レモンステーキ

佐世保発祥の鉄板料理。薄切り牛肉を鉄板で焼き、さっぱりしたレモン風味のソースで味わうスタイルです。ごはんとの相性も抜群です。

提供店の例

レストラン蜂の家(老舗の味)
佐世保グリーンホテル内レストラン

佐世保かんころ餅

干し芋(かんころ)ともち米で作る郷土菓子。甘みが強く、保存がきくためお土産にもおすすめです。焼いて食べると風味がさらに引き立ちます。

平戸のローカルフードと名産品

平戸牛

長崎和牛のルーツとも言われる高品質な黒毛和牛。平戸市内の焼肉店や旅館で味わうことができます。

おすすめ店

焼肉の大昌園 平戸店
平戸和牛のレストラン 潮幸の宿 はな一

平戸ちゃんぽん

長崎ちゃんぽんとは異なり、あご出汁(トビウオ)や鶏ガラなどを使ったあっさりスープが特徴。地元の中華店や食堂で提供されています。

人気の提供店

平戸瀬戸市場食堂
川内かまぼこちゃんぽん(練り物も名物)

カスドース

ポルトガル伝来の伝統菓子。カステラに卵黄をたっぷり絡ませて揚げ、砂糖をまぶした甘く濃厚なお菓子。平戸藩の御用菓子としても知られています。

購入できる場所

蔦屋(つたや)菓子舗(創業300年の老舗)
平戸物産館

その他のお土産品

あごだし関連商品

トビウオ(あご)を使った出汁は長崎県北部の特産品。粉末だし、つゆ、ラーメンなど多彩な商品があります。

真珠製品(九十九島真珠)

佐世保の九十九島は真珠の養殖地としても知られており、アクセサリーや工芸品として販売されています。

長崎和三盆やカステラ

平戸市や佐世保市でも長崎カステラや和三盆を使った菓子は定番のお土産です。福砂屋松翁軒などのブランドも人気です。

佐世保・平戸の季節の祭り・イベント

佐世保市と平戸市では、地元の文化・信仰・歴史・自然に根ざしたさまざまな祭りやイベントが開催されています。季節ごとに特色のある催しが行われ、観光客も参加しやすいのが魅力です。

佐世保市の主な祭りとイベント

YOSAKOIさせぼ祭り(10月)

佐世保を代表する全国規模のYOSAKOIイベント。毎年10月に中心市街地一帯で開催され、全国から200チーム以上が参加。躍動感あふれる踊りと衣装が見どころです。

させぼシーサイドフェスティバル(9月)

海辺で開催される夏の終わりの大型イベント。花火大会、ステージイベント、グルメブースなどが並び、地元住民にも人気の催しです。

九十九島かき食うカキ祭り(冬・春)

九十九島の新鮮な牡蠣を炭火焼で味わう人気イベント。冬と春に分かれて開催され、多くの観光客が訪れます。

ハウステンボスの季節イベント

テーマパークハウステンボスでは年間を通して様々なイベントが開催されます。
光の王国(冬):世界最大級のイルミネーション
チューリップ祭(春):本格的な花の祭典
サマーフェスティバル(夏):音楽と花火のコラボレーション

平戸市の主な祭りとイベント

平戸くんち(10月)

平戸城下町で300年以上続く秋の大祭。神輿や獅子舞、奉納踊りなどが行われ、平戸の歴史と信仰が色濃く反映された伝統行事です。特に「川内獅子舞」は県の無形民俗文化財にも指定されています。

平戸港まつり(8月)

毎年夏に開催される平戸市最大級のイベント。ステージショー、出店、花火大会などが催され、観光客も参加しやすい夏の祭りとして人気があります。

ザビエル祭(12月)

キリスト教と異文化の歴史を感じる宗教色を持つ行事。1549年に平戸に上陸したフランシスコ・ザビエルを記念し、ミサや音楽イベント、キャンドルナイトが行われます。

その他の特徴的なイベント・文化

和洋折衷の文化行事

佐世保はアメリカ海軍基地のある街で、アメリカ文化と日本文化が融合したイベントも多く開催されます。例えば、基地開放イベント(フレンドシップデー)では、普段は立ち入れない米軍施設内でアメリカンフードや音楽を楽しめます。

教会と巡礼の文化

平戸にはキリシタン信仰の歴史が今も残っており、祭りや行事にもその影響が見られます。
特に春と秋の教会巡礼ツアーは人気で、ザビエル記念教会田平天主堂などを巡ることができます。

佐世保・平戸の気温・天候

佐世保市や平戸市は、長崎県の北西部に位置し、温暖な海洋性気候に属しています。年間を通して比較的温暖ですが、雨や台風の影響もあり、季節ごとの気候変化を把握することで快適な旅ができます。

春(3月〜5月)

気温と気候の特徴

平均気温:10〜20℃程度
3月はやや肌寒い日もありますが、4月以降は徐々に暖かくなり、お花見や観光に適した季節です。雨も少なく、比較的安定した天候が続きます。

服装の目安

3月〜4月上旬:薄手のコートやジャケット
4月中旬以降:カーディガンやシャツなどの軽装

梅雨(6月〜7月中旬)

気温と降水の特徴

平均気温:20〜26℃程度
九州地方全体が梅雨に入る時期で、湿度が高く降水量が多くなるのが特徴です。にわか雨や長雨が多く、観光には折りたたみ傘やレインウェアの準備が必要です。

注意点

・スリッピーな地面やぬかるみに注意
・天気予報をこまめにチェック

夏(7月中旬〜9月)

気温と気候の特徴

平均気温:26〜33℃程度
真夏は非常に蒸し暑く、熱中症対策が重要です。海水浴やマリンレジャーが盛んで、九十九島や平戸の海岸線でのアクティビティが人気を集めます。

台風の影響

7月〜9月は台風の接近が多い季節です。特に平戸や佐世保は海沿いに面しており、台風が通過する際は強風や高波に注意が必要です。

秋(10月〜11月)

気温と気候の特徴

平均気温:15〜25℃程度
暑さが和らぎ、紅葉や秋のイベントが楽しめる穏やかな季節です。空気が澄んでおり、観光やドライブに最適な時期です。

服装の目安

10月:長袖シャツや薄手の上着
11月:セーターや軽めのコート

冬(12月〜2月)

気温と気候の特徴

平均気温:5〜10℃程度
平地では雪はほとんど降りませんが、風が冷たくなります。日本海側の寒気の影響で、時折曇りや雨の日が続くこともあります。

冬のイベントとの相性

・ハウステンボス「光の王国」などのイルミネーションが人気
・九十九島の牡蠣シーズン到来(グルメイベント多数)

特徴的な気候現象

雨の多さ

佐世保や平戸は年間降水量が2000mm以上とされ、全国的にも雨の多い地域の一つです。春と秋は比較的安定していますが、梅雨と台風シーズンはこまめな天気チェックが必要です。

海洋性気候の影響

海に囲まれた立地のため、冬は温暖、夏はやや過ごしやすいという海洋性の特徴があります。平戸や九十九島エリアでは、海霧や朝夕の温度差も旅のアクセントとなります。

佐世保・平戸へのアクセス

長崎県北部に位置する佐世保市平戸市は、九州本土内にあるため、鉄道・バス・自家用車などの交通手段で比較的アクセスしやすい地域です。以下に、主要都市からのアクセス方法をご紹介します。

福岡・長崎方面からのアクセス

鉄道を利用する場合

JR博多駅 → 佐世保駅
・JR特急「みどり」:約2時間

JR長崎駅 → 佐世保駅
・諫早駅で大村線に乗り換え:約2時間〜2時間30分

高速バスを利用する場合

福岡(天神・博多) → 佐世保バスセンター
・西肥バス、昭和バスなどが運行:約2時間

自家用車を利用する場合

長崎自動車道 → 西九州自動車道 経由
・福岡市内 → 佐世保:約2時間
・長崎市内 → 佐世保:約1時間40分
・佐世保から平戸:西九州自動車道または国道204号を経由して約1時間

佐世保から平戸へのアクセス

自家用車・レンタカーを利用する場合

佐世保駅から国道204号または西九州自動車道を経由して、平戸市中心部まで約1時間です。

公共交通機関を利用する場合

佐世保駅前バスセンター → 平戸桟橋バス停
・西肥バスが運行:約1時間30分
※本数が限られているため、事前確認が必要です。

空路を利用する場合

長崎空港 → 佐世保
・空港リムジンバス:約1時間30分
・レンタカー利用で約1時間

福岡空港 → 佐世保
・電車(地下鉄→JR)や高速バス経由:約2時間〜2時間30分

佐世保・平戸の移動手段

佐世保・平戸エリアを観光する際には、鉄道・バス・タクシー・レンタカー・船など、目的地や時間に応じた様々な移動手段が利用できます。エリアごとに便利な交通手段を紹介します。

佐世保市内の移動手段

徒歩と路線バス

佐世保駅周辺の観光地(さるくシティ・港エリア)は徒歩でアクセス可能です。少し離れた場所への移動には、西肥バス(さいひバス)が便利です。中心部では比較的本数も多く、観光ルートに沿ったバスも運行しています。

市内巡回バス(佐世保市営バス・西肥バス)

「ハウステンボス」や「九十九島パールシーリゾート」などへは、西肥バスが頻繁に運行しています。佐世保駅前のバスセンターから各方面へアクセス可能です。

タクシー

佐世保市街地や駅・港などから利用できます。駅前や観光地に常駐しており、深夜でも利用可能です。

レンタカー

市内には複数のレンタカー会社があります。特に、九十九島の展望台巡りや郊外の温泉地などへの移動にはレンタカーが便利です。

平戸市内の移動手段

路線バス(西肥バス・平戸市コミュニティバス)

平戸桟橋(平戸港)を拠点に、主要観光地への路線バスが運行されています。
ただし本数は少なめで、平日・休日でダイヤが異なるため、事前の確認が重要です。

観光タクシー

時間貸し切りで主要観光地を巡る観光タクシーが便利です。生月島や田助エリアなど公共交通が少ない場所へ行く際には特におすすめです。

レンタカー

平戸市街地や平戸桟橋周辺にレンタカー営業所があります。生月島や平戸大橋を越えてドライブ観光するには必須の手段です。

レンタサイクル

平戸港交流広場などでレンタサイクルが利用できます。市街地をのんびり回りたい方や、歴史街道を巡る旅におすすめです。

佐世保〜平戸間の移動

路線バス

西肥バスの「平戸桟橋」行きに乗車すれば、佐世保駅前から約1時間半で平戸へアクセスできます。運賃は約1,400円〜1,500円ほどです。

フェリー(季節・時間限定)

一部季節には高速船や観光船が運航することもあります。最新情報は港や観光協会に確認してください。

観光におすすめの移動手段の組み合わせ

徒歩+バス:佐世保市内観光に最適

市街地の徒歩移動に加えて、遠方はバスを活用。ハウステンボスや九十九島はバスでアクセス可能です。

バス+タクシー:平戸市内観光に便利

バスで主要地を移動し、最寄りバス停からはタクシーを併用すると、効率的に観光地を巡れます。

レンタカー:自由度の高い旅に

時間や天候に縛られず、離島や展望台巡りなど、広範囲の観光におすすめ。特に平戸島・生月島巡りには最適です。

佐世保・平戸の観光コース

佐世保と平戸は、それぞれに魅力的な観光地が点在しており、歴史・自然・グルメを楽しめる旅先です。ここでは、日帰りモデルコース1泊2日以上の周遊プランをいくつか紹介します。

日帰りモデルコース(佐世保発着)

コース①:九十九島を満喫!西海の絶景と海の幸

9:00 佐世保駅出発(バスまたはレンタカー)

9:30 展海峰で九十九島の絶景を堪能

10:30 九十九島パールシーリゾートで遊覧船体験(所要約50分)

12:00 リゾート内や周辺で海鮮ランチ(「海きらら」や「ララらキッチン」など)

13:30 佐世保市博物館島瀬美術センターや中心街を散策

15:00 佐世保バーガー名店でグルメ体験(ヒカリ、ログキットなど)

16:00 佐世保駅へ戻る

おすすめポイント

自然・グルメ・クルーズを1日で楽しめる人気ルート。天気が良ければ夕陽も美しい展望台に立ち寄るのもおすすめです。

1泊2日コース:佐世保+平戸エリアを満喫

コース②:異国情緒とキリシタン文化を感じる旅

【1日目】佐世保観光とグルメ

10:00 佐世保駅到着後、市内観光スタート

11:00 ハウステンボス観光(園内で昼食)

15:00 佐世保市街地に戻り、佐世保バーガーとショッピング

17:00 ホテルチェックイン(佐世保駅周辺)

【2日目】平戸観光

8:30 佐世保駅前から西肥バスまたはレンタカーで出発

10:00 平戸城と城下町を散策

11:30 ザビエル記念教会やオランダ商館跡を訪問

13:00 海鮮料理を楽しむ(「旬鮮館」など)

14:30 生月大橋を渡り生月島

15:30 塩俵の断崖やサンセットウェイをドライブ

17:00 佐世保方面へ帰路

おすすめポイント

歴史的建造物やキリスト教文化遺産をめぐり、生月島の自然美にも出会える欲張りプランです。時間に余裕があれば温泉施設にも立ち寄れます。

その他のおすすめテーマ別コース

歴史好きにおすすめ:キリシタン文化探訪

田平天主堂 → 平戸ザビエル記念教会 → 春日集落などを巡りながら、世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」をじっくり巡るルート。

ドライブ派向け:海沿い絶景ロード

佐世保 → 九十九島 → 平戸大橋 → 生月島 → サンセットウェイ → 北松浦郡小値賀方面へと続く、景観重視のドライブコースもおすすめ。

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