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壱岐・対馬・五島列島

壱岐、対馬、五島列島の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

壱岐 対馬 五島列島 観光ガイド

壱岐・対馬・五島列島の観光・旅行 Info

長崎県の離島エリアである壱岐対馬五島列島は、本州とは一味違った自然や文化、歴史が楽しめる魅力的な場所です。それぞれの島には独自の特色があり、観光地も多彩です。

壱岐のおすすめ観光地

猿岩(さるいわ)

壱岐を代表する景勝地。まるで猿の横顔のような奇岩で、サンセットスポットとしても人気です。

一支国博物館

弥生時代の歴史を体験できる博物館。魏志倭人伝に登場する一支国の遺跡や展示で、古代の壱岐を学べます。

筒城浜海水浴場

透明度の高い青い海と白い砂浜が広がるビーチ。夏季は海水浴やマリンスポーツで賑わいます。

対馬のおすすめ観光地

金田城跡(かなたじょうあと)

7世紀に築かれた山城跡で、現在は国の史跡に指定されています。山頂からの絶景も見どころです。

和多都美神社(わたづみじんじゃ)

海中に鳥居が並ぶ神秘的な神社。神話の舞台にもなった場所で、パワースポットとして人気です。

韓国展望所

天候が良ければ韓国・釜山が見える展望台。国境の島ならではの景観が楽しめます。

五島列島のおすすめ観光地

堂崎天主堂(どうざきてんしゅどう)

明治初期のカトリック教会で、五島のキリスト教信仰の歴史を感じられる貴重な建築物です。

大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)

福江島の西端に位置し、断崖絶壁に立つ灯台。夕陽スポットとしても有名です。

鬼岳(おにだけ)

標高315mの小さな火山で、トレッキングコースとしても人気。360度のパノラマ景観が楽しめます。

壱岐・対馬・五島列島のグルメガイド

壱岐・対馬・五島列島は、それぞれの自然環境や歴史に根ざしたご当地グルメ特産品が豊富です。新鮮な海産物をはじめ、郷土料理や地元で人気のレストラン、お土産情報までご紹介します。

壱岐市(いきし)の名産品・グルメ・お土産

壱岐牛(いきぎゅう)

壱岐島の豊かな自然で育てられた黒毛和牛。脂の甘みと旨味が特長で、島内の焼肉店やレストランで味わえます。

壱岐の海産物

アワビ、ウニ、イカ、タイなど新鮮な海の幸が自慢。壱岐ウニ丼や刺身定食が特に人気です。

人気店:うにめし食堂はらほげ

地元漁師が営む食堂で、新鮮な海鮮丼やうに飯が味わえます。

壱岐焼酎

壱岐は日本の麦焼酎発祥の地。「壱岐っ娘」や「猿川」などの銘柄があり、お土産にも人気です。

おすすめのお土産

対馬市(つしまし)の名産品・グルメ・お土産

対馬そば(いりやきそば)

鶏肉や野菜を出汁で煮込んだスープに、そばを加えた郷土料理。素朴ながら奥深い味が楽しめます。

とんちゃん

味噌だれに漬け込んだ豚肉を鉄板で焼くスタイルのB級グルメ。家庭でもよく食べられています。

人気店:やきにく平和苑

とんちゃんをはじめ、対馬産の食材を使った焼肉を堪能できます。

天然あなご

脂がのった対馬産アナゴは、蒲焼きや白焼きが絶品。寿司店や料亭で味わえます。

おすすめのお土産

五島列島(ごとうれっとう)の名産品・グルメ・お土産

五島うどん

椿油を塗って延ばす細麺で、つるつるとした喉ごしが特徴。あごだしスープと相性抜群です。

人気店:うどん茶屋遊麺三昧(福江島)

五島うどんを様々なアレンジで楽しめる人気店。温・冷どちらもおすすめです。

五島の魚介

ブリ、タイ、カンパチなどが水揚げされ、新鮮な刺身や寿司が味わえます。

かんころ餅

干し芋ともち米を練って作る郷土菓子。素朴な甘さとモチモチ食感が特徴です。

おすすめのお土産

壱岐・対馬・五島列島の季節の祭り・イベント

長崎県の離島である壱岐市(いきし)・対馬市(つしまし)・五島列島(ごとうれっとう)は、それぞれの自然環境と歴史・文化に根ざした祭りや伝統行事が今なお盛んに行われています。地域の人々の暮らしと密接に結びついたこれらのイベントは、観光客にとっても貴重な体験の場となります。

壱岐市の祭り・イベント

壱岐神楽(いきかぐら)

壱岐神楽は約700年の歴史を持ち、神社の祭礼などで奉納される伝統芸能です。20を超える神社で伝承されており、島内では通年を通じて披露されています。

壱岐ちゃりんこアイランドライド

毎年秋に開催される壱岐島を自転車で巡るイベント。美しい海岸線や里山風景を背景に、サイクリングと観光を両立できると人気です。

壱岐郷土芸能祭

壱岐市の伝統芸能や郷土舞踊が披露されるイベントで、島民と観光客が一体となって楽しむ祭典です。

対馬市の祭り・イベント

対馬厳原港まつり

毎年8月上旬に行われる対馬最大の祭りで、約3000発の花火が海を彩る「花火大会」や「パレード」が目玉。地元の郷土芸能や露店も多数並びます。

和多都美神社神幸祭

対馬最古の神社の一つ、和多都美神社で行われる祭り。神輿の海上渡御は荘厳で、古代神話を想起させる幻想的な光景が広がります。

対馬山岳マラソン

起伏の激しい地形を生かしたマラソン大会で、自然と一体になって走るユニークなイベント。全国からランナーが集まります。

五島列島の祭り・イベント

五島列島夏まつり(福江港まつり)

8月初旬に福江市街地で開催される一大イベント。太鼓演奏や伝統踊り、約5000発の花火大会がクライマックスを飾ります。

奈留神社例大祭(奈留島)

島民の心の拠り所・奈留神社で行われる例大祭。船で神輿を運ぶ「海上渡御」が見どころです。

椿まつり(五島椿祭り)

2月〜3月にかけて開催される、五島のシンボル「椿」をテーマにした祭り。椿油製品の販売や椿ウォーキング、郷土芸能などが催されます。

地域ごとの特徴的な文化・行事

壱岐の特徴

古墳や神社が多く、神道文化が色濃い壱岐では、神楽や伝統舞踊を中心とした祭りが盛んです。また、観光とスポーツ(自転車・マラソン)を融合させたイベントが注目されています。

対馬の特徴

対馬は朝鮮半島に近い地理的背景から、古代から国防や貿易の要所とされてきました。神事や武道の伝統も色濃く、荘厳で格式ある祭りが特徴です。

五島列島の特徴

キリシタン文化と椿文化が融合する五島では、教会や隠れキリシタンに関する祭りも行われています。また、椿をシンボルとした地域イベントが観光資源としても発展しています。

壱岐・対馬・五島列島の気温・天候

壱岐市(いきし)・対馬市(つしまし)・五島列島(ごとうれっとう)は、いずれも長崎県の離島に位置し、海洋性気候の影響を強く受けます。四季を通じて比較的温暖でありながら、湿度が高く、風の影響や台風なども見られる地域です。

春(3月〜5月)

気温と特徴

春は気温が徐々に上昇し、3月で10〜15℃前後、5月には20℃近くになります。桜の見ごろは3月下旬から4月上旬で、海風もまだ冷たいものの、観光には適したシーズンです。

服装の目安

薄手の上着やセーターがあると安心です。

梅雨(6月〜7月中旬)

気温と降水

気温は22〜28℃程度まで上がり、湿度が非常に高くなります。雨が続き、時に激しい降雨もあるため、観光にはやや注意が必要な時期です。

特徴的な事柄

離島であるため、海が荒れるとフェリーが欠航することもあります。事前に運航状況を確認しておくと安心です。

夏(7月下旬〜9月中旬)

気温と気候

最高気温は30〜33℃程度で、本土に比べれば若干過ごしやすいですが、湿度が高く蒸し暑さを感じます。海水浴やマリンアクティビティには最適な時期です。

注意点

台風が接近・上陸する可能性があるため、天候には十分注意が必要です。

秋(9月下旬〜11月)

気温と快適さ

日中は20〜25℃、11月には15℃前後まで下がり、過ごしやすくなります。秋晴れの日が多く、紅葉や秋の味覚を楽しむのにぴったりの時期です。

服装の目安

長袖のシャツや軽いジャケットが適しています。

冬(12月〜2月)

気温と寒さ

最低気温は5℃前後、日中でも10℃を下回る日が多いですが、九州本土よりはやや温暖です。雪はほとんど降りませんが、風が強く体感温度が低くなります。

特徴的な事柄

冬場は季節風の影響で波が高くなることもあり、フェリーなどの欠航に注意が必要です。

雨・台風などの注意点

壱岐・対馬・五島列島では、年間を通して湿度が高く、降水量も多めです。特に梅雨と夏の台風シーズンには注意が必要で、台風の接近による交通機関の乱れや施設の休業が発生する可能性があります。

壱岐・対馬・五島列島へのアクセス

壱岐市・対馬市・五島列島はいずれも長崎県に属する離島であり、本土からのアクセスには航空機または船(フェリー・高速船)を利用する必要があります。以下に主要なアクセス方法を紹介します。

壱岐市(いきし)へのアクセス

航空機でのアクセス

福岡空港 → 壱岐空港
福岡空港から壱岐空港まではオリエンタルエアブリッジ(ORC)が1日2〜3便運航しており、所要時間は約30分です。

フェリーでのアクセス

博多港 → 壱岐(郷ノ浦・芦辺)
博多港から壱岐までは、ジェットフォイル(高速船)で約1時間、フェリーで約2時間20分です。
※ジェットフォイルは揺れにくく快適で、本数も多めです。

対馬市(つしまし)へのアクセス

航空機でのアクセス

福岡空港・長崎空港 → 対馬空港
福岡空港からはオリエンタルエアブリッジの便が1日数便運航し、所要時間は約35分です。長崎空港からの便もあり、所要時間は約40分です。

フェリーでのアクセス

博多港 → 対馬(厳原港・比田勝港)
ジェットフォイルで約2時間15分〜2時間45分、フェリーで約5時間〜6時間です。
※厳原(いづはら)港と比田勝(ひたかつ)港で到着地が異なるため注意が必要です。

五島列島(ごとうれっとう)へのアクセス

航空機でのアクセス

長崎空港 → 福江空港(五島つばき空港)
オリエンタルエアブリッジが1日数便運航しており、所要時間は約35分です。

フェリーでのアクセス

長崎港 → 福江港(五島市)
ジェットフォイル(高速船)で約1時間30分、フェリーで約3時間30分です。
また、中通島(新上五島町)へは佐世保港から高速船・フェリーもあります。

注意点

壱岐・対馬・五島列島の移動手段

壱岐市・対馬市・五島列島は、いずれも離島であるため公共交通の本数は少なめですが、それぞれに適した移動手段があります。観光目的での訪問には、効率的な移動手段の選択が重要です。

壱岐市(いきし)内の移動手段

バス

壱岐交通が市内を運行しており、郷ノ浦・芦辺・石田エリアを結んでいますが、本数は限られているため時刻表の確認が必須です。

レンタカー

壱岐ではレンタカーが最も便利な移動手段です。主要港や空港近くにレンタカー営業所があり、観光名所を効率よく巡ることができます。

レンタサイクル・バイク

観光客向けに電動自転車やバイクのレンタルもあり、天気がよければ自然を感じながらの移動も可能です。

対馬市(つしまし)内の移動手段

バス

対馬交通の路線バスが厳原・美津島・上県・上対馬を結んでいますが、便数は少なめです。観光目的にはやや不便な面もあります。

レンタカー

対馬は島が縦に長いためレンタカーでの移動が便利です。厳原港や空港付近に複数のレンタカー会社があります。

タクシー

タクシーも利用可能ですが、台数が限られているため事前予約がおすすめです。

レンタサイクル

対馬ではアップダウンが多く、距離も長いため、短距離や市街地観光向けにおすすめです。

五島列島(ごとうれっとう)内の移動手段

バス

五島バスが福江島を中心に各エリアを結ぶ路線バスを運行しています。主要観光地へ行く便もありますが、本数が限られるため事前確認が必要です。

レンタカー

福江島や中通島などではレンタカーが最も効率的な手段です。港や空港で借りることができ、広い島内を快適に移動できます。

島間フェリー・高速船

五島列島は多数の島々から構成されており、島間の移動は定期船や高速船を利用します。島間航路の運行状況は天候に左右されるため、注意が必要です。

レンタサイクル

一部の島では電動自転車のレンタルもあり、のんびりと海岸線や町中を巡ることができます。坂道が多いので電動タイプが安心です。

壱岐・対馬・五島列島の観光コース

長崎県の美しい離島、壱岐市・対馬市・五島列島では、それぞれ独自の自然、歴史、文化が楽しめます。観光コースは、島ごとの特色を活かした周遊スタイルがおすすめです。

壱岐市(いきし)の観光コース

1日コース:歴史と自然にふれる壱岐めぐり

午前:古代の神々と海を感じる

住吉神社で神秘的な朝を迎えた後、猿岩へ移動して奇岩と海の絶景を堪能。海沿いのドライブも魅力です。

昼食:壱岐牛やうに丼を堪能

壱岐の港近くの海鮮料理店で、新鮮なウニや壱岐牛を味わいましょう。

午後:壱岐の歴史を探訪

一支国博物館で古代の遺跡や壱岐の文化を学び、原の辻遺跡では弥生時代の生活を体感。

夕方:海岸線ドライブと夕景

筒城浜海水浴場で美しい海を眺めながら、のんびりとした時間を過ごしましょう。

対馬市(つしまし)の観光コース

1泊2日コース:国境の島を感じる旅

1日目:南部(厳原周辺)を満喫

金田城跡をハイキングしながら古代山城のロマンを感じ、対馬博物館で地域の自然や歴史を学びます。夕方には万関橋から美しい海峡の眺めを楽しみます。

宿泊:厳原の旅館やホテル

地元料理(アナゴやイカなど)を味わえる旅館でゆったりと過ごします。

2日目:北部の自然とパワースポット巡り

和多都美神社烏帽子岳展望所

五島列島(福江島を中心とした)観光コース

1泊2日コース:教会と自然を巡る旅

1日目:福江島の文化と歴史を探訪

鬼岳五島観光歴史資料館石田城跡堂崎天主堂

夕方:海辺のリゾートでゆったり

リゾートホテルや民宿で地元料理(五島うどん・魚介)を楽しみます。

2日目:自然と海を満喫

高浜海水浴場遣唐使ふるさと館

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